深夜の寂しさ

深夜の静けさの中に、音楽を聞きながら宿題や通訳をやることが好き。
普段、それをすると、いつも落ち着けて、ささやかな安らぎを味わえる。でも、今夜は違う。
ひとりきりで自分のやりたいことをやるのが好きなのに、今は深い寂しさしか感じられない。
何でだろう。
川澄綾子様の弾いたピアノの音が響いてる。癒しの曲のはずなのに、その旋律は今心を締め付けてる。
痛い。
人生の喜びや切なさや期待、それぞれの感情を分かち合える相手はひとりもいない。この涙を引くほど美しい曲の美しさを感じられる人はどこにいる?待て。「川澄綾子」という名を知る人がいるのか?いないだろう。
こんなことになっちまって、全ては私のせいかな。何の役にも立てない「プライド」というものばかりこだわって、大切なものは何かに気付かずに失ってしまった。
後悔してるよ。でもいまさらはもう遅い。何をしようとしても無駄なはず。
自業自得だ。あの人は二度と声をかけてくれないだろう。そうする理由はなかろう。ここからどうすべきかもう分からない。
でもその時の想い出、いつも大切にする。これから先、その想い出はすこしでも慰めになれるでしょう。

いつか贖罪するよ。約束する。

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